運動スペース分離型の基準
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犬:タテ(体長の2倍以上)×ヨコ(体長の1.5倍以上)×高さ(体高の2倍以上)
- 猫:タテ(体長の2倍以上)×ヨコ(体長の1.5倍以上)×高さ(体高の3倍以上)、1つ以上の棚を設け2段以上の構造とする。
- 複数飼養する場合:各個体に対する上記の広さの合計面積と最も体高が高い個体に対する上記の高さを確保。
動物のケージサイズの基準について
基本的なケージの大きさ
動物が寝床や休息場所として使用するケージには、1頭あたりの最低限必要な広さが定められています。
この基準は、動物が日常的に行う以下の動作ができるサイズを基に決められています。
ケージ内での方向転換、立ち上がる動作、猫の場合は上下運動(ジャンプなど)。
【複数の動物を同じケージで飼う場合】
親子や兄弟姉妹など、複数の動物を同じケージで飼う場合
床面積(個別ケージの床面積 × 動物の頭数分が必要)
ケージの高さ(最も体の高い動物を基準とし、犬:体高の2倍以上、猫:体高の3倍以上)
複数飼いは、社会化(動物の健全な成長)の促進や、犬が社会性を有する動物であることなど考慮しているからです。
注意点として、複数の動物を同じケージに入れる際は、動物同士の相性を十分に考慮し、過度な争いが起きないよう組み合わせにしてください。